SONARのマニュアルを印刷してみた

今日来た生徒さんは
「エフェクターを教えてくれ。」
という依頼だったので、とりあえずSONAR X3にバンドルされている
プラグイン・エフェクトのマニュアルを印刷してみました。
エフェクトだけではなく、プラグイン・シンセやMelodyneなんかのマニュアルも
ついでに印刷したら、とんでもない枚数になってしもた。
ファイル1冊では足りず、2冊に。
SONAR本体のマニュアルもあったので、それも印刷しようかと思いましたが、
500ページ以上だったので、さすがにそれはあきらめました。

20140220_192042

20140220_192351

Melodyneってessentialという一番安いエディションなのですが、
それでもマニュアルが150ページもある。
すごいもんだ。

その生徒さん、
実は他のDTM教室に通っている生徒さん。
そこでは、MIDIの入力から作曲を習っているそうですが、
ミックスやエフェクトに入ったところから、
「そこからはエンジニアの仕事だからぁ~」
とサジを投げられ、ネットで探して私のところに来るようになったようです。

確かにDTMをいじっていると、
作曲家でもあり、
編曲家でもあり、
演奏家でもあり、
そしてエンジニアでもあり、、、、
いろんな立場で一つのソフトに関わっていかなければなりません。
一人で全部教えるっていうのはそりゃ、たいへんですよ。
小学校の時は担任の先生が全教科教えてくれましたが、
中学校、高校と上がると、各教科で専門の先生が登場してきましたよね。
音大に行くと「作曲科」とかあるくらいですから。
だから各フェーズで得意・不得意があるのは大目に見ていただけるとありがたいです。
新しい生徒さんが来る時は結構びくびくものなんですよ。
どこの方面から攻めて来るかわからないので。
 
 
でも、最近教えることも楽しくなってきております。
なぜかというと、みんなできるようになって喜んでくれるから。そしてその喜び方がハンパない。
今まで、キーボードとかパソコンを人に教えたことがあります。
キーボードはかなり練習をしないと上手く弾けないので、弾けるようになるまで自分の努力の方に時間がかかり、
弾ける頃には先生に対する感謝なんて忘れてしまいます。
パソコンは必要に駆られてやっている人が多いので、感謝はされますが、「できてうれしいっ」っていう感動は無いみたい。
でも、私のところにDTMを習いにくる生徒さんは、
まず自分でやってみて、壁にぶち当たって、その壁が
マニュアルを見ても、ネットを検索しても、どうしても打ち破れない、、、
と挫折してやって来る人が多いため、
その壁が打ち破れた時は、むちゃくちゃ喜んでくれます。
「えーっ、まじっすか?!むっちゃ簡単じゃないっすか!今まで何度も弾き直していたのは何だったんだ?」(クォンタイズを教えた時)
「全然変わったぁ! 音が生き生きしてる!!」(ミキシングとエフェクトをいじった時)
と。
マニュアルには2~3行でちょろっと書かれているようなこと。
でも、その2~3行を理解できずに何日も悩んでいたんですよね。
DTMは修正したその場で結果もすぐにわかるので、感動もすぐにやってきます。
人が喜ぶ顔をみると、こっちも嬉しくなってきます。

私ももっと勉強して、ちゃんと教えられるようにならねば。と思うのでした。

さて、このマニュアル。どっから読もう。。。

 
 

★★★コンピューター・ミュージック/SONAR教室 DTM講座★★★
sonar_sc_logo_kopiiri


Comments are closed.