SONAR & M200i 34トラック同時録音
社会人になって離れていた音楽熱。
その熱を親父になって復活させてくれた某幼稚園のクリスマス・ライブがやってきました。
私が企画して手探りで始めたこのライブも6回目も迎えていました。
もう私は卒園して出演者ではありませんが、裏方としてビデオ撮影で参加させてもらっています。
今回もビデオカメラは合計13台。
ステージ周りが8台。
客席後方からが5台。
マルチ・ビデオカメラのアングルワークについては、かなり熟練してきて、
オペレーションも安定してまいりました。
ここまでに至るにはやっぱりいろいろ苦労はありましたが。
そして!
今回、私としてのトライアルは
REACを使ったマルチトラック・レコーディング。
PAの卓が今年からRolandのM200iに移行された、とのことを聞きつけ、
M200iとSONARのコラボを実験したかったのです。
そもそも、なぜマルチトラック・レコーディングが必要かというと。。。
ライブが終わって、来てくれたお客さんに、
「キーボードが小さくて良く聴こえなかった。」
という声を良く聞いていたからです。
キーボードやボーカルが小さいとか、ライブはやっぱりいろいろあります。
曲によってもバランスを変えてほしい時がありますが、
何バンドも出演するライブで、そんなにきめ細やかなミックスをするのは不可能です。
でも、各パート、バラバラの音源を持っておけば、
DVDの編集の際に、キーボードの音だけを足してあげて、バランスの良いサウンドを作ることができるのです。
マルチトラック・レコーディングが有益なことは理屈ではわかっていても、
それをやろうとすると、高価な機材が必要だったり、別途それ専門のエンジニアが必要だったり、
とても、アマチュアレベルでできるものではありませんでした。
しかし、パソコンでできるようになって、安価に、手軽にできるようになる、となると、
これは革命ですよね。
さて、システム面ですが。。。
RolandのミキサーはREAC(Roland Ethernet Audio Communication:リアック)というインターフェースでデジタル・オーディオを拡張します。
形としては、LANで使われているケーブルを使うので、パソコンとの相性もばっちり。
一番心配したのが、長時間録音。
非圧縮のWaveファイルを、34トラック同時に書き込んでいくので、
ハードディスクのIOスピード、容量がパンクしないか? などなど、ヒヤヒヤでした。
結果は成功。
ばっちりマルチトラックにて録音ができてました。
【スペック表】
パソコン マウスコンピュータのノートPC
CPU Intel Core i7-2670QM@2.20Ghz
実装メモリ 8.00GB
種類 64ビットオペレーションシステム
OS Windows 7 Home Premium SP1
記憶媒体 SSD 256GB
【ライブ時間】
1部 1時間06分
2部 1時間33分
アンコール 22分
合計 3時間01分
【録音】
録音チャンネル数 34チャンネル
(REACは規格上、40チャンネルまで録音可能だそうです)
サンプリングレート 48KHz
ビット数 24bit
上記3時間分のディスク容量=50.0GB使用
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