ラテンピアニスト鹿島美和・ジャケ写撮影 in 安達尊写真教室

昨日はラテン・ピアニスト・鹿島美和さんのCD用ジャケット写真撮影。

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1年半前になりますが、iStudioでデモ演奏を行った際に、「写真も撮ってるんですよ。」という話をしていたのを覚えていてくれて、
1年半ぶりに「こんどCDを作るのでジャケ写撮って。」というメールをいただきました。
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上は1年半前の写真。クリスマスに合わせて、フルート等の演奏会を行いました。
ピアノ担当の美和さん。
井坂は写っていませんが、その時井坂はDTMのデモ・プレゼンを行ったのでありました。
 
 
さて、今回メールをいただき、ジャケ写となるとアー写とはちょっと異なるので。。。
(井坂)「ジャケ写となると生ピアノがあるようなところを借りて写真を撮るような形ですかね?」
(美和)「いやぁ、ピアノはいらないです。海外に行って向こうのミュージシャンとかに会うと、名刺代わりにCDを渡さなくちゃいけないので、名刺的に使えるよう普通に撮ってもらえれば良いです。」
と言ってもらい、ちょっと気が楽に。
 
撮影当日。
ほぼノーメイクで美和さん登場。
写真用のメイクは薄いくらいでちょうど良く、ヘタにファンデーションとか塗りたくってしまうと、光で顔がぶっとんでしまいます。なので、たいがい女性の撮影の時には、ノーメイクで来てもらい、安達先生に相談してからメイクをしてもらいます。
一応、事前に、ナチュラルな感じの写真を本人希望、ということは安達先生に伝えてはいましたが、当日になり、
(安達先生)「いやぁ、事前に言えばよかったんだけど、やっぱりラテンでしょぉ~。ラテンだからやっぱり顔を濃いめにした方がいいかなぁ。つけまつげ持ってる? 無ければ、そこに100円ショップあるから買ってきて。。。いやぁ、ここ(和泉多摩川)いいんだよ、すぐ近所に100円ショップがあるからぁ。目の周りはかっちり作って濃い目でいきましょう。口紅はピンクで。赤だと2、3歳老けて見えちゃうからぁ。。。」
と、一気に安達先生ペースに。
強引でありながら和やかに被写体の緊張をほぐして雰囲気を作っていく、これもカメラマンには必須条件であります。
勉強になります。
 
美和さん、メイクから戻ってくると
(安達先生)「先にロケ、行っちゃいましょう。」
と間髪入れず、先生の車で多摩川へ。
車の中でも
(安達先生)「いやぁ、ラテンはねぇ、日本人には受け入れてもらえないよね。」
(美和)「はい、私のやってるのはニューヨーク・ラテンなので、マニアックなんですよ。」
(安達先生)「今、アメリカとキューバの国交を回復させようとしているから、国交が回復したらキューバの音楽も入ってくるから面白くなってくるんじゃないの。」
と終始安達先生ペース。
やっぱり写真を撮られる人は緊張しますので、緊張をほぐすのは大事です。
表情の作り方、手や顔向きなどのポージングなど、緊張している時と、慣れてきている時と、明らかに写真に出てきますので、いかに早くリラックスさせるか、というのは、じっくり勉強しないとです。

5、6か所場所を変え、バシバシと。
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そんでもって、スタジオに戻ってきて、ここでも、
(安達先生)「やっぱねぇ、ラテンだからね~」
と言いつつ、攻めのライティング。
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一応、フェアリー系ピアニスト写真も撮ってみました。
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ということで、
ラテン・ピアニストの鹿島美和さんのCD、8月くらいになるそうです。
9月にレコ発ライブを企画しているそうで、今から楽しみです。

鹿島美和さんのブログ→「ちょっと、知ってる!?


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