鍵盤に貼られた数字の意味

小学生の時、
鍵盤にマジックで「ド・レ・ミ・・・」と書かれたオルガンがありました。
年季が入ったオルガンだと、そのドレミの文字も薄れていて。
4才からヤマハ音楽教室に通っていた私には、そんなものは必要なかったので、
「ダセェ」
って小学生の自分は思っていました。
なので、鍵盤に文字を書くというのは、プライド的に抵抗があったのですが、
プライドなんてものを超越してしまった今。。。
。。。貼っちゃいました(笑)。

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ドレミではなく数字ですが。
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この数字、何に使うと言うと。。。

キーボードの機種によってはスプリット機能といって、
鍵盤を分割して、複数の音を出すことができる機能がついています。
例えば、左手でベース音。右手でブラス音を鳴らしたい時、
ちょうど左手で弾く鍵盤の領域と右手で弾く鍵盤の真ん中くらいで音を切り替えるということをします。
私が使っているRoland JUNO Stageでは、下写真のような画面でその機能を使います。
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鍵盤が16個並んでいます。
MIDIの規格では、16チャンネルが基本なので、だいたいこの手のキーボードは16個の音色を鳴らせるようになっています。
左側にPART 1と書いてありますが、このPARTというのが音色とお考えください。
そして、鍵盤のところに緑色で領域を示していますが、
その緑色の鍵盤を押すと、その音色が鳴る、という仕組みです。
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この領域を示す時に、「F2」という感じで「音-オクターブ」を示します。
つまり「LOWER F2」というと、
「低い方は2オクターブ目のファの音」という意味。
MIDIでは1オクターブから9オクターブまで指定することができますが、
キーボードによっては、鍵盤が足りない部分が出てきます。
JUNO Stageは1オクターブのミから7オクターブのソまでの鍵盤を持っています。
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つまり、この範囲で16個の音色を割り当てることができる、ということになります。
この機能によって、
1台のキーボードで何色もの音色を同時に鳴らすことができるので、
昔のようにライブでキーボードを何台も並べる必要がなくなりました。

そして、この機能はすぐれもので、
割り当てた一つ一つの音で、「オクターブ・シフト」を使ってオクターブをずらすことができます。
つまり、左手で弾く音は生ピアノでは低音ですが、
オクターブ・シフトを使って、左手の領域に割り当てた音色を高音で鳴らすこともできるようになるのです。
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で、そもそも何が言いたかったかと申しますと。。。
この、スプリット機能やオクターブ・シフトをバリバリに使ってしまうと、
ライブ中、どこにどの音色を割り当てたか、忘れてしまうので、
オクターブ番号がわかるように、鍵盤にシールを貼った。っていうのが言いたかっただけです。

最近、ライブでもシーケンサーを使うことが多くなったので、
スプリットを使って音色をいくつも鳴らすというのが少なくなったのですが、
別のイベントでキーボードのサポートを依頼され、やらざるを得なくなってしまいました。
キーボード2台のセットは久々かも。
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このキーボードセットが登場するのは、このライブ。
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そうです、CBF08の翌週です。
5月は2週連続でライブ。5月は忙しくなりそうです。

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■イベント名=ちょうふバンドフェスティバルVol.8

■会場 =調布市文化会館たづくり・むらさきホール
住所:〒182-0026 東京都調布市小島町2-33-1 調布市文化会館たづくり
電話:042-441-6111

■問合せ = 井坂 tel=090-9805-1690

■会費 = 1,000円/一人

■月日 = 2014年5月17日(土)

■開場 = 13:50

■開演 = 14:00

■ホームページ = http://chofuband.com

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