「ドローンの飛行許可が下りました。」
ということで、かねてから撮影依頼をされていた学生会館のオーナーさんと打合せ。。。のつもりが、
「敷地内だったら飛ばしてもいいんですかね?」
と聞かれたので、
「あ、OKです。一応人口密集地でも飛ばせる許可は出ているので、あとは私有地のオーナーさんがOKをしていただければ。」
ということで、試しに飛んでみることに。
実は、今回許可が出ているのは、
・132条2.人又は家屋の密集している地域の上空
・132条2.1.夜間飛行
・132条2.2.目視外飛行
・132条2.3.人又は物件から30m異常の距離が確保できない飛行
といった法律上禁止になっている条件をクリアするための許可。
一応飛ばすことの許可は出ていますが、実は飛ばすための地べたについては、その所有者の許可が必要になってきます。
今回は多摩川沿いだったので、多摩川上空を飛ばすためには河川敷を管理する河川管理事務所の許可が必要となってきます。
来週以降で綾瀬川での撮影も予定しているので、綾瀬川を管理している管理事務所に問い合わせた際は、「ちゃんとルールを守って飛ばしてくださいよ。」と優しく対応していただいたのですが、多摩川の管理事務所は「絶対許可出してませんからーー!!」みたいなむちゃくちゃ横柄な対応。
ちょっとムカついていたのでした。
会館のオーナーさんも結構役所とは戦っているような人なので、
「多摩川の敷地にはみ出なければいいんでしょ。」
と結構ポジティブな方で、そのペースでビューンって飛ばしちゃいました。
さてさて、どんな映像が欲しかったかというと。。。
当学生会館は、留学生や地方からの大学生向けのアパートになっています。
大学生になって初めての一人暮らし。結構親御さんが心配されるそうで、環境の良さはかなりの評価ポイントなのだそうです。
東京でありながらいまいち垢ぬけていない狛江市は、田舎の親御さんからはちょっと安心な街でもあるみたいです。
以前よりウォーターフロント(多摩川沿い)という面もアピールしたかったそうですが、建物と多摩川が一枚におさまった写真は撮れなくて、どうしたものかと悩んでいたそうです。
「ビルを撮ろうとすると土手しか入らないんですよね。」
と、今までの苦労を打ち明けていただきました。
確かにこんな写真はドローンでなければ撮れないっすね。
台風が来ているということで、雲っているし、結構風があったので、
「こんなんで飛ばせるかなぁ。」
なんて言いながら、飛ばしていました。
正式には再度天気が良くて、富士山も見える時に撮影しましょう!
っていうことになっておりますが、とりあえず、どんな映像が撮れるのか? ぜひ、ご覧ください。
■SBF01 2016.9.24(土) 草加アコスホール
■CBF15 2017.1.22(日) 調布グリーンホール小ホール