なぜ、ボーカル教室が株やFXか、って?
出版年を見たら2004年、2005年。
私が某フランチャイズのボーカル教室をオープンさせたのが2006年の2月。
つまり、ボーカル教室のオープンを考え始めたのは2005年頃でした。
その時の感情は下記「日経平均株価」のグラフを見ればわかります。
2004年頃から株をやり始め、
この日経平均株価のように、右肩上がり。
個人的にはこのグラフのようには儲かってはいなかったのですが、気持ち的には右肩上がり。
「投資」というものに対し、ちょっと甘い気持ちがあったんでしょう。
音楽が好きだったとういのはありますが、
どちらかというと、
・副業でできます!
・低資金、低リスク
といううたい文句に踊らされて、はじめてしまった気がします。
そして2006年の日経平均株価。
年を開けてライブドア・ホリエモン騒ぎから、2005年末には「日経平均30,000円行くんじゃない?」と言っていた経済学者はどこかへ行ってしまい、あれよあれよと乱高下。
このサブプライム問題で完全にやる気を失ってしまったんですよね。
その頃、ボーカル教室では、
・社員にしてリーダーを任せていたインストラクター(男)が「アメリカに留学したいので辞めます!」と言ったり、
・プライドの高いインストラクター(女)が言うことをきかなかったり、
と、いろいろうまくいかないことがあって
「もう、いいや!」
みたいな、投げやりな感じでボーカル教室を手放していました。
手放してからしばらくは音楽から離れてすっきりした気分だったのですが、
2008年、幼稚園の「お父さんバンド」に参加するようになって、
「音楽って楽しいじゃん。」
っていうことを発見した時、投資目的でボーカル教室を開業したことを反省し、後悔しました。
あの時、ケンカ別れしてしまったインストラクターの気持ちを理解しようと自分もインストラクターをやろうと思いました。
今からボーカル講師は無理なので、IT業界出身の経験が活かせるものと思い、コンピューター・ミュージック(DTM)でローランドの講師試験を受験し、1インストラクターからはじめました。
これからは、気負わず、欲張らず、地道に音楽と向き合っていきたいと思います。
この株の本は手放そう。。。
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