ぴんころ。52年前の12月25日
世の中、クリスマスなんだよねぇ~。
そんな中、しこしこと喪中のはがきを作ってました。
今月8日の日曜日。母が亡くなりました。
その週は葬式やらなんやらと。
そして、自分のライブやら、撮影の仕事やらで、やっと落ち着いたので
買っておいた年賀状を喪中のはがきに取り替えてきて、作っていたってところ。
私の母は、おせっかいでどこにでも顔を出す人だったので、私のライブとかも来ていました。
9月の仙川劇場で行ったCBF06(ちょうふバンドフェスティバルVol.6)でも受付をやっていたので、
私の音楽仲間にも顔見知りが多く、訃報に、
「えっ、まじで?」
と、みなさん驚いていました。
そう、亡くなったその日も、午前中から、マンションの餅つき大会に参加していて、
ちょっとトイレに行ってくる、と言って自宅に戻り、
自宅のトイレでこと切れた、って感じで、発見された時はまだ息があったのですが、
救急車で病院に運ばれた時には、もう手の施しようがなく。。。
家族はびっくりだけど、餅つき大会に参加していたご近所さんたちもびっくりです。
直前まで元気で、ほんとにぽっくりだったみたいです。
死因は脳出血。
2年前に仕事を辞めてから7Kg太った、とか言ってました。
太りすぎと高血圧。そして、暖かいところから急に寒いところに移動して、
血管が破裂したみたいです。
父の口癖は、
「ぴんぴんころりって死ぬんだ。」
です。
ずっとぴんぴん元気よく生きて、いつかころりって死ぬんだそうです。
母が亡くなって、
「俺じゃなくて、ばぁちゃんが”ぴんころ”だったね。」
と呟いてました。
確かに、長い闘病生活や、介護で周りに迷惑をかける、っていうことは一切なく、
あっさり逝ってしまったのですから、
実に潔い死に方だと思います。
お心遣いいただきました皆さま、ありがとうございました。
* * * * * * *
死ぬ2週間前に行った浅草
52年前の今日、12月25日