学会のzoom配信を担当
これは先週のお仕事。
とある学会のzoom会議。
映像機材があったもんで車で移動。三重も遠いと思っていましたが、広島はもっと遠かった。
行きは深夜走っていったので途中仮眠しながら15時間。帰りは東京に近づくにつれ渋滞になり15時間。車で行くもんじゃないと思た。
そもそも8月にお話しをいただいた案件。
その頃はまだ三重に住んでいたのでご担当者とはzoomにて打ち合わせ。
結構5、6回はやったでしょうか。
最初は話がかみ合わなくて。私も学会というのは初めて。いつもエンタメ系だったもので。
ご担当者も大学の教授なので映像屋とは接点がなかったようで、どこから話して良いものやら。
エンタメ系のイベントはコロナで全滅だったので、こういう新しい業界の方からお声がけいただくのはたいへんありがたい。
当初は東京近郊にある大学の講堂を借りて学会の映像配信をする、と伺っていたので、「ちょうどその頃には東京に帰っていますのでタイミング良いです」と言っていたのですが、ふたを開けたら「広島から配信することになりました」とのこと。
どうやら東京のイベントを受け入れない地域があるらしく。
救急車のたらい回しみたいな、そんな状況が起こっていたのですね、世の中。
コロナは社会構造を根本から変えていく。
先日、大台町(三重県)の人とzoom会議をしていた時、「井坂さん、以前、オンライン居酒屋やりたい、って言ってましたよね。そんな時代がきちゃいましたね。」と言われました。
そうなのです、大台町に移住した3年前、車移動しかない、公共交通機関が使えない田舎の現状を目の当たりにし、こういう田舎こそオンライン飲み会が馴染むのではないかと思い、提案したのですが、「そもそもインターネットがない。」と言われ、まったく理解してもらえませんでした。
今ならちょっとは理解してもらえるのかも。
今までは映像というと記録用としかとらえていませんでしたが、これからはライブとしての映像が熱いのではないかと。思っているのです。